試験が辛くならないために。Diploma受験生へ一番伝えたいこと

WSET

私が一番大変だったのは、勉強そのもののというよりも、試験生活が長引くことで、モチベーションが下がってしまったことでした。

最初の1~2年は、やる気に満ち溢れ、勢いでサクサクいけると思います。
私も旧Unit2をPassした後、1年ちょっとでD3以外のユニットを全てクリアしています。

そこからD3でつまづき、一気にペースが狂いました。

迷走しているうちに、一緒に勉強していた仲間が次々と卒業。

みんなどんどん合格しているのに、
私は……だめな人間なんだ。。。
自己肯定感も爆下がりです(-_-;)。パタ

ワインをもっと知りたくて、楽しみたくて勉強を始めたのに、気づけばワインが全然楽しくない。
むしろ、苦しい……。

試験、どうなったの?と聞かれるのが嫌で、ワイン会に行くのすら苦痛になってしまいました。

まさに負のスパイラル。
「Diplomaに受からなきゃ、ここまでやってきた意味がない」という呪いにかかってしまっていたんです。

でも今から思うと、そんなプレッシャーを感じる必要はまったくなかった。

とても大事なポイントなのですが、しょせんは好きでやっていること自分で選んだこと。
辞めたきゃ辞めればよいのです。
(逃げ道を絶ってしまうと、本当に苦しいです…)

でもワインが好きだから、もうちょっとだけ頑張ってみよう。
そう思えたら、続けてください。

そして辛くならないためにもう一つ大事なのは、とにかく人と比べないこと。
「あの人は1年半で受かったのに、自分は…」なんて考える必要もありません。

同期が次々卒業していくと確かに気持ちは焦りますが、マイペースでやればいい。家庭や仕事のタイミングだってあります。

夜明け前の漆黒の闇にいるとき、私が自分に言い聞かせていたのは、 

「何度失敗しても成功するまでやり続ければ、記録的には成功となる」

という言葉。
(先輩からの教えで、この文言でメモしていたのですが、もとは松下幸之助さんの名言でしょうか……)

別に1回で受かったって10回で受かったって最終的に「合格」には変わらないんです。
「諦めたっていいけど、やり続ければ必ず受かる。あと1回だけ頑張ってみよう」と思いながら受験を続けました。

必ず夜明けは来ます^^

たしかにDiploma受験には時間もお金も努力も必要だし、だれかれ構わず勧められるものではありません。実際、ドロップアウトや休眠状態の方が多くいらっしゃると聞きます。

ただ、「自分には無理だろう」と最初からあきらめずに、挑戦してみると、世界が広がることは間違いなしです。

私も来年は、更なる勉強やアウトプットに挑戦したいと思っています。
一緒に頑張りましょう!

 

 

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