WSET Diploma受験に必要な英語力は?

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PASSがじわじわ増えた私の勉強法でも書いたのですが、私は英語では苦労しました。

テキストを英語で読むのは、ワイン専門用語が多いぶん何とかなるのですが‥‥(一般書籍のほうがむずかしい)、問題は記述式問題の回答。

もうね、書くスピードも遅くて…(涙) 
加えて書く内容もまとまってないダブルパンチで、はじめは30分でA4片面1ページも書けないくらいのへっぽこ具合。あれ、あの単語なんだっけ…?(2秒経過)と、いちいち単語を思い出すのに手が止まっていました。

対策としては、やっぱり地道に手を動かして書く練習を行うこと。裏技なくてごめんなさい。
よく使う内容の英文はまるっと覚えました。とくにLevel3(新版)の栽培・醸造の重要部分は、どの地域にもほぼ共通して使える内容なので、音読&写経して丸暗記しました。

そして質問文の英語の意味を正確に捉えることが重要。例えばaccount for (説明する)、describe(論じる)、discuss(多面的に論じる)、compare(比較する)なのかで回答の仕方が変わってきます。

回答では、高度な英文は求められないので、中学生レベルのシンプルな英文でOK。でも、専門用語のスペルは間違えると減点なので、しっかり書けるようにしました。

あとはLevel3は英語でも日本語でも受けられますが、もしDiplomaへ進むことを考えているなら、英語で受験されることをおすすめします。いきなり内容が深くなるのに加え、英語のストレスもかかるとなると、負荷が大きいですから…。それに日本語に訳されたワイン用語よりも、英語のほうがシンプルなことも多いです!

最後に、「もう少し英語力をレベルアップしてから、Diplomaを受けよう」と思っているあなた。Diploma英語は日常英語とはやはり違うので、そこで歩みを止めるのは時間がもったいない!

英語を見るなり鳥肌が立つ人は、難しいと思いますが……
・英語テキストを読む忍耐力がある
・ワインの専門用語を英語で覚えられる
・英語で書く練習ができる
など基礎的な英語力があれば、大丈夫かと思います。むしろ読み書きは日本人の得意分野なのでは?
YoutubeやPodcastなどでワインの番組もたくさんあるので、ワインを使って英語も学ぶのがおすすめです。

● GuildSomme Podcast
●The Tim Atkin Cork Talk Podcast
● Wine Blast with Masters of Wine Susie & Peter
●The JancisRobinson.com Podcast などなど
↑ジャンシスもポッドキャスト始めましたね。MWのお話を気軽に聞けるなんて、いい時代です。

といってもまだまだ私も勉強中。Diplomaホルダー=当然話せると思われるので、いま非常にプレッシャーを感じております…。一緒に頑張りましょう!

 

 

 

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