浴衣で海外のすすめ

着つけを習ってから、海外で着物をきるのがひとつの目標でもありました。今回のスペインも、飛行機とホテル以外は、ほぼ和服で過ごしてみました。

からりと湿気が少なくて気温は高くても汗をだらだらかくこともないバスクの気候はきものにぴったり。

着物1枚と浴衣2枚に帯を4枚持っていきました。スーツケースにかなり余裕があったので、もっと持っていってもよかったかも……(着物は思ったよりかさばらないのです)。
飛行機も着物にすると、靴や小物も身につけて行けるのでさらに荷物は軽減できるのですが、今回は乗り継ぎが多かったので自粛。
乗り継ぎのフランクフルト空港で大股開きをさせられたので、洋服でよかったです)。

世界中からバカンス客が訪れるサンセバスチャンはリラックスムード満載で、 きちっとした着物よりはゆるく浴衣で出かけるほうが似合う街。
半幅帯や兵児帯だったら、ささっと10分ほどで着替えて出かけられるので便利。


日本で浴衣で歩いていたら、「そんな家着で外を出歩くんじゃない!」と見知らぬおばあさんに嗜められたというエピソードがあるくらい、日本で浴衣はカジュアルな着物。

さいきんは浴衣で出かけるのがイベントのようになっているので、浴衣をレストランに着ていってもそれほどおかしくはないように思うけれど、やっぱりTPOは考えます。

スペインにも念のため着物と長襦袢を持っていったのですが、あまりにも浴衣が心地いいものだから、結局着たのは1回だけでした。


星つきレストランも浴衣で行っちゃいました……(足もとは下駄ですが、足袋は履きました)。
洋服でドレスアップするよりも丁重に対応してもらえる感じがします。


(浴衣にお太鼓をしめると、ちゃんとした感じに見えるのでお気に入り)

海外で着物をきるのは台湾に続いて2回目。台湾とスペインで違ったのはまわりの反応。

台湾では、特に反応はなかったけれど、
スペインでは道行く人があきらかに興味をしめしてくれたり
「geisha!」とささやかれたり、
バルでは一緒に写真を取ってほしいといわれたり、反応が大きかったです。

ひとりで歩くときなどはちょっと恥ずかしいけれど、 「日本を着て歩く」ようで、自然と背筋が伸びるかんじ。
まち歩きがもっと楽しくなる海外で浴衣、おすすめです。