約束の地のワイン

先月末に都内で開催されたイスラエルワインの試飲会、新しい発見という意味で、おもしろい試飲会でした。

イスラエルワインを一躍有名にしたのは、ヤルデンで有名なゴラン・ハイツ・ワイナリーではないでしょうか。 
2013年に東京が舞台となった世界最優秀ソムリエコンクールでも、公開テイスティングにヤルデンのピノノワール(2008年)が出題されたことで話題になりました。


知名度が高いだけあり、ブースも人だかり。

旧約聖書でモーゼが彷徨ったあたり、なんとなく暑そうなイメージがあり、赤ワインの印象が強かったイスラエルワイン。 
出展ワイナリーのワインリストを見ると、赤よりは少ないけど、以外と白もある。
(資料によると、イスラエルでは辛口白ワインの生産は全体の16%とのこと)

今回はイスラエルの白にポイントを絞って試飲しました。

一番好みだったのは、スフェラ・ワイナリー(日本未輸入)。会場で一際光ってました。

「白ワインが好きだから」という理由で白ワインしか造らない潔いワイナリー、来日していたワイナリーの奥様のシマさんも白い衣装をお召し。

シャルドネ、リースリング、ピノグリ・リースリング・セミヨンのブレンドを試飲したところ、どれも生き生きしてエレガントでヨーロッパ的、好み。 
2012年新設という新しいワイナリーですが、既に確立されつつある洗練されたスタイルを感じました。



一番左のワイン、First page……「わたしたち夫婦の門出の記念なの」とシマさん。ネーミングも素敵。 
スパークリングはつくらないのかと聞いたら、泡も大好きらしく、そのうち造りたいそう。


そのほか人が集まっていたレカナッティワイナリーの「マラウィ」という古代品種から造られた白ワイン。話題性はあるけど、あまり香りがなくて特徴なし……ごめんねおじさま。。

それから笑顔大賞はこのお方。ダルトンワイナリーの奥様。 
ひと通り試飲して「どれが良かった?」と聞かれたので、「ロゼ!」と即答すると、「実は、私もなの」とはち切れんばかりの笑顔!
ナイスショット頂きました。こちらも日本未輸入ですが、ミディアム・ドライでエスニックに合いそうなロゼでした。


今回の試飲会での一番の収穫は、「イスラエル、白もおいしいじゃん」ということ。とくにリースリングやゲヴュルツ・トラミネールなどアロマティック系品種がよかった。

さいきんマイナー産地を追いかけている私ですが、イスラエルワインの今後にも注目していきたいと思います。といってもワインの歴史は5千年といわれるほど古いわけで、我々が産地として知らないだけなのですが……。イスラエルのワイン産地もいつの日か訪れてみたい場所のひとつです。