年末が近いので、今年飲んだワインをなんとなく振り返り中。
10月のオーストリアワインの試飲会は出会いの宝庫で、するすると身体にしみこんでいくような自然なワインの魔力に魅了されたイベントでした(=つい吐き出さずに飲んでしまう、危険な試飲会)。
情感に訴えるワインFRANZ STROHMEIER(フランツ・シュトロマイヤー)。ぐるぐるマークがポイントの包み紙にはワインへの信念が書かれており、真摯な思いが伝わってきます。
(輸入元:BMO株式会社)
感動したのは、Maria & Sepp Muster(マリア・ウント・ゼップ・ムスター)。
絵画のようなラベル……「オレンジは光、緑は森。peacefulを表しているんだ」とゼップ・ムスターさんご本人。「ラベルの情報を”読む”前に、まず”感じる”ワインを造りたい」と仰っていたのが印象的でした。この試飲会の翌日メーカーズディナーも開催していたみたい。行きたかったなぁ……。じっくりボトルで飲みたいワイン。
(輸入元:ラシーヌ)
あと面白かったのが、テイスティング用に用意されていたリーデルの新しいテイスティンググラス(ヴィノムシリーズ)。
持ち手の部分にワインを注ぐと、ちょうど20cc。グラスを回すかわりに、倒して360度転がすとボウル部分にワインが行き渡り、アロマを最大限に引き出してくれるという優れもの。発想が斬新!
太っ腹にもお土産としてお持ち帰りできたので、家でも愛用中。といってもテイスティング用ではなくふつうにグラスとして使ってます。
ラベルもすてきなPrvostolnik(プルヴォストルニク)、大丸百貨店の催事で購入したクロアチアのワイン。シャルドネベースに、トラミネールや地ブドウのブレンド。2000円以下のプチプラなのですが、主張し過ぎないアロマティックさと爽快な辛口で、コスパ良し。
はたまた、スペインTorres社のWaltraud(ヴァルトラウド)リースリング。これも相当のコスパ。アロマ系品種のワインを開けると、なぜか出動率が高くなるこのグラス……。
ころころするのが楽しくて遊んでいます(笑)
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