和のセンス光るプレミアムワイン「ワイマラマ」

食・ワイン

ニュージーランドのマオリ族の言葉で「水面に映る月明かり」を意味する「ワイマラマ」。

北島のホークスベイで、日本市場向けのプレミアム赤ワインを造る「シャトー・ワイマラマ」のワイン会へお声がけ頂いた。ソーヴィニヨン・ブランやピノ・ノワールのイメージが強いNZの中で、ホークスベイはボルドースタイルの赤が有名。気候も比較的温暖だというが、ワイマラマのワインは、強い太陽を感じるよりは水面をたゆたっているような、穏やかな表情が印象的だった。


1998年からオーナーは日本人。フラッグシップの「Minagiwa(水際)」に加え、「Emigao(笑み顔)」「Kiraraka(煌らか)」、良年生産のみの「Cagirina(限りな)」。詩的で美しい世界観を持つワイン達は柔らかく繊細で、14%超の高いアルコールを感じさせない。


書を思わせる余白を大きくとったラベルは、佐藤可士和さんのデザイン。日本の美意識が光り、ニュージーランドのワインでありながら、日本人であることを誇りに思わせてくれる。


会場は夜の半蔵門を見下ろせるフレンチ「ARGO」。この日のお料理ではNZ産仔羊にシラー100%の「Kiraraka」が好みだった。繊細な風味を持つワインには、素材を活かした料理との直球のマリアージュが好きだったりする。

一般販売は「Minagiwa」のみ。少し値は貼るが、贈り物にも喜ばれそうだ。

Chateau WAIMARAMA
Minagiwa Reserve Selection 2009 ¥11,880 木箱入り ¥14,880(税込)
Kiraraka Syrah 2009 非売品
Emigao Cabernet Sauvignon 2009 非売品
Cagirina Merlot 2009 非売品

WAIMARAMA JAPAN 03-6447-2356

テーマカラーはロイヤルブルー。ホームページも、月光に満ちていて美しいです。

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