真の美しさとは①「美しいひと」の言葉

ここ1週間というもの、高い「美意識」が続いています。めんどうでも湯船に浸かり、毎日体重計にのって、鏡の前で自分のからだをチェック……たった1週間だけど、心なしかお肌の調子も良い気がします。

理由は単純。「美しいひと」からの、美のエナジーに感化されたから。3月8日、「国際女性デー」に開催されたイベント「HAPPY WOMAN FESTA 2019」で路子先生がスペシャルトークショーのゲストとして登壇なさったのです。

テーマは「真の美しさとは」。
真の美しさ。女性なら誰もが耳ダンボになるであろう、そして決まった答えのない、深いふかーいテーマ。年を重ねるごとに魅力を増す路子先生のお話にはとても興味がありました。

ニーハイブーツ可愛い♡

会場は、二子玉川高島屋のグランパティオ。予約不要のオープンスペースですが、ほぼ満席、ほとんどが女性。路子先生が登場すると空気が一変し、後ろの席の女性は、「まぁっ、スマートねぇ!」「うつくしいわねぇ!」などと口々に褒めそやしていました。「でしょっ」となぜか私が心の中でドヤ顔。

まず、核心に入る前に、路子先生がこれまでお書きになった「生き方」「言葉」シリーズの7人の女性のうち、「美」に直接関わる職業についていた4人から、言葉のプレゼント。

 醜さは許せるけど、だらしなさは絶対許せない。 
ーシャネル

「醜さ」とは、外見的なこと。生まれ持ったものはどうしようもないけれど、努力してなんとかできる部分で努力を怠っている人を、シャネルはひどく軽蔑しました。
どき。パッと膝を揃えました。

私という道具のお手入れをすること。女として 体のすみずみまで(鍛錬)。
ーマリリン・モンロー

“セックスシンボル”という看板で誤解されがちなマリリン。真の姿は、知的な努力家。人体解剖図や筋肉組織図と向き合い、美しく見えるポージングを研究。当時は一般的でなかったウェイトトレーニングやヨガやランニングで体を鍛えました。たぐいまれなる美しさは、たゆまぬ「鍛錬」の結果でした。

美しく年を重ねる秘訣は、よく眠ることと、よく笑うこと。
そして、自分のしたいことをすること。
ージェーン・バーキン

70を越えてもなおファッションアイコンであり続けるジェーン。「美しい年齢の重ね方」という特集があると、よくインタビューを受ける女優のひとり。他人の目は気にせず、毎日毎日、自分がしていることに満足できているかどうかが大切ということ。ぐさぐさ。

自分を客観的にみなくてはなりません。 ひとつの道具のように自分を分析するのです。 
ーオードリー・ヘップバーン

理想的な美女と憧れる人も多いオードリーも、実は「コンプレックスの塊」でした。自分を研究し、自分の目や髪の色を引き立てるために淡い色を着るなど、デビュー前から、自分だけの「ファッションの掟」を作っていたオードリー。側からみれば完璧に見える人でも、自分を美しく見せるために努力をしていました。

(詳しい解説は、各書をぜひご覧ください。背景にあるエピソードが興味深いのです)

どの言葉も、本でなんども読んでいるはずなのに、その時々の自分の状態で響く箇所が違うのが、言葉のおもしろさ。

今の私に響いたのは、シャネルとジェーン・バーキンの言葉。

恥ずかしながら、30を過ぎてもなおコンプレックスに悩み、本気で劣等感に苛まれ落ち込むことがよくある私。嫉妬心って、磁石のようにほかのジェラシーを呼ぶので、もう負のスパイラルになるのですよね。
でも、それ以前に努力でもっとできることがあるよね……と反省。

そしてジェーンの言葉。よく眠りよく笑う、そして自分のしたいことをする。
(自分のしたいことをして幸せな状態だったら、きっとよく眠りよく笑えるんだろうな)
私の場合、「よく眠る」だけは花丸……というか寝すぎなくらいだけど、最近ふと電車の窓などに映った自分の仏頂面にハッとすることが多いし、毎日自分がしていることに満足できているか、と聞かれたら……。考え込んでしまう。

少し前にみたボブマーリーの伝記映画で響いた言葉を思い出しました。

LOVE THE LIFE YOU LIVE
LIVE THE LIFE YOU LOVE
− Bob Marley

その言葉に胸打たれた瞬間は、「よし!」となるけれど、日常に流されるといつの間にか惰性で生きてて、そしてまた何かをきっかけにつまづいて、進化していない自分にきづく、そんな繰り返しはもういや。

でも、自分がしていることに満足できている、「幸せ」な状態って?

この問いは、次の「真の美しさとは」という核心にも繋がってきます。
長くなったので、分けます。

続き:真の美しさとは②「美人」と「美しいひと」