ワイン選びは洋服選びに似ている?

食・ワイン

晩酌する機会が一気に増えた。家で食事をすることが多くなったからだ。 
料理をつくるときの一番の楽しみは、献立を考えながら「今夜は何のワインを開けようかな」と妄想するひととき。 

自宅のワインセラーがカオス状態になっていたので、引越を機に棚卸ししてみることにした。

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国別に並べて本数を数えてみたところ、85本のうち日本ワイン4割、フランス3割、あとは多い順にイタリア、グルジア、アメリカ、スペイン、アジアその他。日本酒は5本。 

フランスのなかでも、意外に少ないのがブルゴーニュ(赤はたったの2本!)。 
大好きなブルゴーニュ……でも最近はめっきり価格が高騰してしまって、買う気が失せてしまうのです。ブルゴーニュのワイン1本の価格で、普段のみにぴったりのコスパのよいワインが何本も買えちゃうんだもん。  

◆”ちょっといいワイン”はすぐ飲んでしまう 
ワイン好きのイメージからか、「家でもいいワイン飲んでるでしょう?」と聞かれることがなぜか多いのだが、実はうちには熟成向きの高級ワインは少ない。飲み頃まで数十年の時間を要するワインは、そんなに気長に待てないし、ためこむよりは、どんどん飲んで回転させるほうが好き。ああ、でも年月を経て素晴らしく複雑に変化した熟成ワインといったら……ご相伴にあずかりたい(笑)

“なかなか開けられないワイン”というのは、熟成向きのワインのように、今飲み頃でないもの、そしてシチュエーションを選ぶもの。たとえば、珍しいワインなどは、ワイン好きの友達と一緒に飲みたいし、場が華やぐような可愛いラベルのものは、女友達とのパーティーにとっておきたい。

一番回転が早いのは、手に入りやすく価格も中程度(〜5000円ほど)で、デイリーにもおもたせにもいける万能なもの。
で、「今日は頑張ったから、ちょっといいワインが飲みたい〜!」というときに家でポンポンあける(=自分に甘い)ので、この層は飲みたいものから無くなっていく。 

そして、気付けばワインセラーの中は”なかなか開けられないワイン”ばかりになり、いざというときに慌てるわたしなのです。 

これって、クローゼットに洋服はたくさん並んでいるのに、いざ洋服を選ぼうとすると、「着るものがない!」と悩むときの状況とそっくり。
TPOを考えた時に、「着るものがない(=開けるワインがない)!」とならないように、ワインの整理も計画的に!?

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