ピコ太郎とプルースト

さいきん、世界で大流行しているピコ太郎さん……
『もしも村上春樹が「ペンパイナッポーアッポーペン」を書いたら』という文章が話題になっていて、あちこちで目に飛び込んでくる。
こちら。たしかに、面白い……。

関連ページに、夢野久作が○○を書いたら、などいろいろ出てきて、
「酔狂な人もいるものだなあ、と思ったら、あ、これ100年前からある手法だ。

先日アップした「芳野まいのプルースト」。サロンのなかで、プルーストも同じようなことをしていたという話があった。

どういうことかというと、プルーストは、文章をかく練習として、バルザック風、フローベール風、ゴンクール風で書いてみる、ということをしていたらしい。
というのも、影響されやすいプルーストは、ほかの人の本を読むと、自分が文章を書くときに、その影響をうけた著者の作風に似てしまう。
だから先手をうって、その文体を模倣して書いてみることで、逆に自分の文章を客観的にみれるようになる、という話だった。 

うーん、実際にやろうとすると、難しそう。
自分に合わなかったら次にいくだけじゃなく、地道な努力もしてたのね、とプルーストの異なる一面をみたエピソード。ピコ太郎さんによって思い出したのでした。