怒涛の取材シーズンへ

食・ワイン

今年も『日本ワイン紀行』の怒涛の取材シーズンがスタートしました。
初っ端は、広島・三次ワイナリーと、熊本・菊鹿ワイナリーへ。

第三セクターである三次ワイナリーは観光地としての側面もあるので、近所の方がうろうろしています(そういうの見るの、好き……)。

三次の看板TOMOEワインは数年ぶりに飲ませて頂いたのですが、質の高さに心底驚きました。シャルドネ新月はもちろんのこと、生産者名のついたマスカット・ベリーAの完成度の高さは、日本ワインではここ一番の衝撃かも……。

醸造長の太田さんも熱血で、話し出すと止まらない!三次ワイナリー改革物語もたっぷり聞かせてもらいました。冷えたピオーネごちそうさまでした。いやはや3セク系と侮るなかれ。

そして昨年できたばかりの菊鹿ワイナリーでは、幸山社長と醸造長の西村さんにインタビュー。(NZ帰りのちょいワルも良いけど、硬派な熊本男児もよかよか……)

菊鹿シャルドネ(ナイトハーベスト小伏野や五郎丸)は、7年ほど前に初めて飲んで「これが日本のシャルドネ??!」と本気で感動した思い入れがあるワイン。間違いなく日本のシャルドネのトップの一つ。

「日本ではヨーロッパ品種からいいワインは作れない」そう思っている人に飲んで欲しい、ギャフンと言わせたい……如何せん手に入らないのですが。。。

これまでの菊鹿シリーズの原料は契約農家のブドウでしたが、新設された菊鹿ワイナリーの自社畑から今後どんなワインができるのか、今から楽しみです。

新設ワイナリーの話もたっぷり聞いてきたので、また記事に反映していきたいと思います。

 

最後に、北九州市の酒屋さん、尾池酒店を取材して飛行機で帰宅。

ちょっとだけハードな移動&7月末〆切の原稿を頑張ってたら、37度の微熱が……低体温なので37度くらいでも結構キツイです。前はインドでもイランでも平気で旅していたのに、いつからこんなにひ弱になったんだか。情けない……。

それにしても、『日本ワイン紀行』の取材、かなり深掘りするので、時間がかかります。対応時間はだいたい1ワイナリーあたり平均約4時間(3.5時間〜長いと5時間超に及ぶことも)。この忙しい時期に対応してくださる関係者の方には頭が上がりません。来週以降も取材が続くので、しっかり体調整えて臨みたいと思います。

 

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