世界に一つだけの服、オートクチュールの世界

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「PARISオートクチュール世界に一つだけの服」を見に三菱一号館美術館へ。



シャネル、ディオール、イヴ・サンローラン、バレンシアガ、ジヴァンシィ、クリスチャン・ラクロワ……モード界の頂点に立つメゾンの、貴重な芸術品であるオートクチュール。「私を見て!ほら、美しいでしょう」とあちこちから声が聞こえるよう。

展示品の中からひとつだけ手に入るしたら、私だったらジャンポール・ゴルチェの青いイブニングドレス「青い鳥」。
ボンテージ下着風の衣装をはじめ、アバンギャルドなイメージが強いゴルチェの印象を打ち壊す優美なドレスは、心臓がどきどきするくらい美しかった(ここの展示室だけ写真OKでした)。


もちろんドレスには、着る人間が必要。
オートクチュールを着る機会のある人はそう多くないと思うけれど、
その素敵なドレスに身を包んだとき、ドレスが主人公にならないか。ドレスを着こなせるだけの美しさと気品を兼ね備えているか。

美しいドレスたちの堂々たる姿に美意識を刺激され、心もち姿勢を正して会場をあとにしたのでした。

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