雨の京都きもの旅

きもの

試験お疲れさま&誕生日祝いをかねて1泊で京都へ。 
東京も京都も降水確率90%の雨予報。でもせっかく京都に行くなら着物が着たい……。

道中は洋服にして、ホテルに一度チェックインしてから着替えて出かけようと思ったのですが、一式持って行くとなると荷物が増える。着物に長襦袢、帯に小物、そして履物……1泊しかしないなら、バッグひとつ身軽で行きたいところですが、これでは小さなスーツケースが必要になってしまいます。

考えたすえ、黄八丈の着物で行くことに。黄八丈は、雨コートに仕立て直される方もいるほど雨に比較的強いといわれる八丈島名産の絹織物。黄色の格子や縞のイメージが強いですが、これは後から色掛けした紺のもの。お揃いの道行もあるので、帯もしっかりガードできて旅向き。



約2時間半の新幹線移動。道中お太鼓を背負ってると苦しいので、今回は半幅帯に。
(日帰りだった前回は、ホテルで着替えられないのでお出かけ用小紋+名古屋帯で行ったら、座席にもたれられず肩・腰がガチガチに……。) 
衣紋を抜きすぎると座席にもたれる時に襟が邪魔になるので、襟もきもち詰め気味に。これでだいぶ楽になりました。
ホテルに一度チェックインしてから帯を結び直してお出かけ。

京都の着物ショップ巡りをしたいと思っていたのですが、あちこち動き回るのも億劫で……アクセス的にもよく行きたかったもりたもとこさんの着物店「OMO」へ。なんとなく敷居の高いイメージのある京都の中で、一見さんでも入りやすいフレンドリーなお店。店主のもりたもとこさんは猫好きらしく、猫をモチーフにした商品も多いところにも心くすぐられました。

伊勢木綿の反物がたくさん入ったとのこと。いろいろ見せて頂きました。渋い色柄から春らしい明るい色味までさまざま。心踊る瞬間です。 
最近は、木綿着物に惹かれます……。豪華な訪問着や美しい柔らかものはもちろん素敵だけど、紬や木綿、麻などの普段着物をすっきり着こなせるのが、いまの私の理想なのです。



夜は日本料理「木山」さんでお祝いしてもらいました。

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