はやくも夏準備

きもの

窓を開けて涼んでいたらりんりんと虫の音が聴こえてきて早くも夏の足音を感じる5月初日。着実に季節は移り変わっています。

この数日好天が続いているので、例年より早いけど少しずつ着物のお手入れを。
年々暑くなり、もう5月には単衣が着たくなる……。それに緊急事態宣言も延長される方向なので、もう袷で出かけることはないでしょう。

着物のお手入れ。
けっこう面倒だし人によってやり方が違うと思うけれど、着物5年生の私の最近は……

まず手を洗う→乾燥している日の明るい時間帯に綺麗な台の上でしみチェック(生地を斜めから、目を皿のようにして見る)→シミがない場合は、そのままハンガーにかけて暗室で3〜4時間虫干し→生地に沿ってブラシかけして綺麗なたとう紙にしまう(たとう紙が汚かったら交換)

シミを発見した場合は自分でできそうならベンジンでシミ抜き、失敗したくない着物はプロにクリーニング・シミ抜きをお任せ。

(↑自分でシミ抜きする方法は扇屋さんのセミナーで勉強。今の時期はむりだけど、おすすめします)

乾燥している時期に年二回くらいチェックするのが理想だけど、秋〜春の着物のベストシーズンに袖を通してあげることが何よりの虫干しだと思って着ています。着物をきた後に干したりブラシかけたりもするしね。

最初の頃は「毎シーズン、クリーニングに出したほうがいいのか?」と悩みましたがお金もかかるし大変……袷のお着物はふだん着だったら、汚れに気づいたときに出すくらいでも今のところ問題なし。呉服屋さんで仕立てたもの、大切なお着物はもう少しマメにお手入れに出します。

とはいえ汗ジミは黄変してしまうと厄介なので、夏が終わったらクリーニング&汗抜き(汗抜き必須!)に出すようにしてます。汗シミで失敗した痛い経験も……><

なんだか夏の絹はさいきん面倒で……麻や楊柳、木綿など洗える着物に走っていますが(汗)

 

こういう感じで、「入手時期、経路、TPO、季節、着物の特徴・サイズ、価格、最終お手入れ時期、クリーニング履歴」をエクセルで一覧にまとめておくと漏れがなくて便利!

メルカリとかで売る時も、サイズがすぐにわかるので楽ちんです。

 

夜は超久しぶりに揚げ物。

あつあつパリパリの春巻きを頬張り焼けそうになっている口の中に、思い切り冷やした泡をキューー〜っと流し込むのが好き。

泡がますます美味しい季節になってきました。

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