ウイスキーの世界は、どこか足を踏み入れてはいけない少し危険な大人の香りがする。
私のなかのウィスキー像は、薄暗い老舗のバーで、ダンディな紳士が言葉少なにグラスを傾け氷をからん、といわせているといった古典のイメージで止まっていたりするのだが、そんな大人の世界をちらりと覗き見する機会を頂いた。
「ジョニーウォーカー ブルーラベル by トム・ディクソン」
「ジョニーウォーカー」といえば、ブラックラベルが通称「ジョ二黒」と親しまれ一世を風靡したことは私でも知っている。黒ラベル以外にも色々なシリーズがあり、その最高峰がブルーラベル。ゴールドでもプラチナでもなく「神秘性、希少性、高貴」という意味をもつブルーを最上級にすえているところが洒落ている。
その名門ウィスキーと有名デザイナーのトム・ディクソンとのコラボレーションによって生まれたのが、究極のラグジュアリー・ウィスキー「ジョニーウォーカー ブルーラベル by トム・ディクソン」なのだ。
(Photo: MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社)
トム・ディクソン。世界的に有名なデザイナーといっても、疎い私はもちろん知るはずもなく、渋谷にあるTOM DIXONのショップでのレセプションでは終止そわそわ(オシャレすぎる空間では落ち着かない性分)。
途中、ウィスキーの味わい方をナビゲートして頂くレクチャーがあったりと、ウィスキーに馴染みがなくても楽しめる演出がなされていたのは、さすがMHD。
こうしてあらためて味わってみると、スモーキーなオークの香り、ドライフルーツや蜂蜜、数々のスパイス……ブレンドの妙が織りなす世界観は、同じくたくさんのベースワインをブレンドするシャンパーニュと似ているなどと思ったり……
ひとついえることは、とてつもなく上質で、心地よい余韻がいつまでも続くということ。
(究極の飲むアロマやぁ〜と心の中で呟きつつ会場を後にしました)
11月下旬よりそごう・西武各店にて数量限定販売開始。ウィスキー好きの方へのおしゃれすぎるクリスマスプレゼントにもどうぞ。
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