新生「日本のワインを愛する会」発足へ

食・ワイン


11月1日、辰巳琢郎さん率いる「日本のワインを愛する会」が発足しました。
案内を拝見して「これまでの”日本ワインを愛する会”とどう違うのだろう」と思ったのですが、組織名に「の」が入っただけでなく、活動の目的・内容が変わるそうです。

山本博さんが会長を務めた旧体制の「日本ワインを愛する会」が発足したのは2003年。
当時はまだ「日本ワイン」という用語もなく、海外原料を使ったワインと一緒くただった時代でした。
そこから「日本ワインという名称を普及させる」「日本ワインを実際に飲んでもらい美味しさを知ってもらう」という目的のもと15年間活動。先の10月30日、国税庁による「日本ワイン」の表示ルールがついに適用開始になったことで、一区切りついたこのタイミングで次のステップへ進むため、新組織へ移行したという経緯です。

具体的な活動内容についてはまだ検討中とのことですが、日本ワインファンが気軽に集い楽しめるプラットフォームとして、日本最大級のコミュニティを目指すそうです。


会見の司会は、フリーアナウンサーの柳沼淳子さん。
ゲストに新会長の辰巳琢郎さん、樹林 伸さん(『神の雫』原作者)、柿崎ゆうじさん(『ウスケボーイズ』監督)、三澤彩奈さん(中央葡萄酒)、そしてサプライズで、『ウスケボーイズ』で女性醸造家の安蔵正子さん役を演じた竹島由夏さんが登壇。




(余談ですが、昨日は丸藤葡萄酒の原稿に苦しんでいて、夢にまで安蔵さんが出てきたんです……この予知夢?には一人で運命を感じてました)

「『ウスケボーイズ』の原作を読んですぐ映画にしようと思った」という柿崎監督は、自身がオーナーを務めるレストラン「Organic Restaurant Seta」に約1200種類の日本ワインを集めたという、大の日本ワイン好き。「ワインも役者も、ものづくりという点では似ている」とワイン造りの大変さに共感を示した竹島由夏さんは、スクリーンで見るよりもずっとお綺麗で、前の席を陣取ってよかったーと思いました(笑)

会見後は懇親会、日本ワインの試飲も。

「いわば「日本ワイン元年」である2018年に、まずはキックオフすることが重要」と辰巳さん。これからの活動に乞うご期待です。

 

「日本のワインを愛する会」HP

ワインラベルが語ること 

↑わかりやすいと評判の日本ワインの表示ルールの資料(国税庁)

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↑10月26日に発売されたばかりの辰巳さんのご著書です。

 



(今日はぶどうの帯にしてみました。ワイン色を身につけている方も多かったです)

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