コラムニスト、美食評論家としてメディアで幅広く活躍する中村孝則さん。並々ならぬオーラを発する、ダンディなお方です。先日、オフィスにお邪魔する機会があったのですが、粋なおもてなしに感激したので少しだけご紹介を。
美酒美食、ファッション、シガーなどダンディ道だけでなく茶道、剣道など和の道も極めておられる中村さん、着物でお出迎えしてくださいました。
粋な着姿に、心の中でほうっとため息(横にダーリンがいましたのでね)。男性の着物というのは、また格別なものがあります!
着物にエプロン姿で、生ハムのカタマリを華麗にサーブ。ナイフというか、日本刀に見えてくるのが不思議です。
素敵な器に美しく盛られた肴の数々に、「ここはレストラン?」とため息。
それに合わせて、シャンパン、ワイン、ビール、にごり酒から中国の国賓酒(老酒)と各国の珍しいお酒。イタリアで自ら求めた古いサンジョベーゼはデキャンタージュして。
左は、私たちが持参したワイン。昨年Etxebarriのシェフ、テツローさんに案内してもらったワイナリーで購入したチャコリ。こちらのワイナリーの泡(瓶内二次発酵チャコリ)をEtxebarriでいただいて、感激したバスク地方のワイナリーです。 今年スペインでご一緒できそうなので、決起会ではないですが、お持ちしました。
茶道教授でもあられ、茶道のお稽古や茶事もなさるダンディ。
ご自身の茶室「寿福庵」で二次会というなんとも粋なはからい。お点前する姿に、またしてもほうっ……薄茶を何杯もいただきながらほろ酔いのなかで「陰翳礼讃」という言葉が頭に浮かびました。夜のお茶室もいいものです。
(今年のガレット・デ・ロワはお茶室で……大好きな自由が丘のパリセヴェイユのもの)
粋なおもてなしに心打たれた夜でした。
そんな日の着物は、デニム着物に自作インド綿の帯。インドのショール。
図らずも中村さんのオフィスのエスニックな雰囲気(すてきな布がたくさんある)と調和して、嬉しかったのでした。
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