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「ラビリンス」と放浪

「若い頃は地を這うような旅をしていた」知人が絶賛していたPVを見た。MONDO GROSSOの「ラビリンス」。たまらなく旅人心をくすぐられるという。 ラビリンス、迷宮。撮影は香港で行われたそうだ。 はじめスマホで見たときは良さがわか...
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メメント・モリ

手にとるたびに響くところが変わる本は、一生手元においておきたい。 私にとって『ルバイヤート』がそうだが、悲しいかな開くのはたいてい虚無におちたときだ。 この夜響いた詩は二篇。 朝風に薔薇の蕾はほころび、 鶯も花の色香に酔い...
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人づき合いに疲れたら手にとる言葉

遠い知人との雑談がどうも苦手だ。 おおぜいの立食パーティーなどでは壁の花になるのがイヤで無理に話し相手をさがす時代もとうにすぎ、今では自然の流れに身をまかせている。 ときおりボランティア精神溢れる人が話し相手になってくれるのだが明らか...
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タイムマシン

フェイスブックの「過去のこの日」機能にはっとさせられることが多い。 3年前の今日は、前のすみかを引き払った日だった。 住所がかわり、それから仕事が変わり、名前が変わった。 次の3年でどんな変化があるだろうか。洗濯物をたたむ手がと...
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どんなおばあちゃんになりたいか

友達の少ない私は、女子会なるものをめったにしないが、 それでもありがたいことに、定期的に会ってくれる女友達がいる。 7ヶ月ぶりにあった彼女達は、ひいき目でなくても、美しく聡明な、自慢の友人だ。 ただ驚くほど、それぞれに状況がことな...
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嬉しい反応、誰かがみてくれている

記事もブログも、(世間に向かって)一方的に投げつけるようなもので、反応がくることはめったにない。 誰が読んでくれているのか、面白かったかどうかもわからない(まあ「つまらない」と言われても困るけれど)。 そんなことを思っていたある日、...
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ひとつ年を重ねた私と、余裕のない日々

あっという間に3月も半ば、朝起きる辛さに、春を感じる今日この頃。 気づけばブログも2週間以上更新しておらず、いかに余裕のない日々であることか。 わずかな読者さんも、離れてしまったことでしょう……。 ひな祭りには、無事にひとつ年を重ね...
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一匹狼の群れ、「ゆかいな仲間たち」

「好きな作家は?」ときかれたらその名を即答するくらい大好きな作家、山口路子先生。 なんと、その路子先生のHPのに「ゆかいな仲間たち」として記事を書かせていただくことになりました。 そのいきさつは、こちらに。 ◆私の人生に加わった『ゆ...
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散り際は、おもいきり華やかに。

文楽というものをはじめてみた。歌舞伎をみる機会はあっても、文楽、人形浄瑠璃の世界は縁がなく、「あの、人形が動くやつ?」くらいの貧弱なイメージしかなかった。 演目は近松門左衛門の「冥途の飛脚」。初心者にもわかりやすい演目で安心。 幼稚...
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オイスター・ショック

先週末も調子がいまひとつで、元気になったと思ったら、またもやダウン。牡蠣にやられた。 牡蠣、ウニ、白子、数の子など見た目がグロテスクな高級食材がことごとく食べられなかったのだが、ここ2〜3年でおいしく料理されたものを食べ、みるみるうちに克...
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