おこもりワイン

食・ワイン

緊急事態宣言から9日、おこもり生活にも慣れてきました。
もともと引きこもり気質なので、家にいるのは苦にならないのですが……
それでも生活リズムは以前と変わりました。

大きく変わったのは2つ。

一番は、タンゴが踊れないこと。これは大きい……。
ここ最近タンゴ中心の生活になっていたので、タンゴが踊れないのは体(心)の一部がなくなったくらい辛い。家で音楽を聞いたりエクササイズはしていますが、それでも「組んで踊る」というのは別なので、レッスンにいけない期間にデグレしちゃうんじゃないかという不安もあります。

ダーリンは「タンゴの先生が半年間アルゼンチンに行っちゃったと思えばいいんじゃない」と言っていましたが、すでに食べる飲むと同じようにライフワークとなっていることを長期間お休みするのは、ちょっと拷問です。とにかく辛い……。

もう一つは、外食中心だった食生活がガラリと変わり、家でごはんを食べる時間が増えたこと。我が家では「好きなレストランをコロナ自粛から守りたい」とテイクアウトをお家で楽しむ日々が続いています。

NARISAWA、Abysse、くすのき、鮨㐂邑 、L’EAU 、mondo、鮨さいとう、Ode、マルゴットエバッチャーレ、私厨房 勇……etc(まだまだ続く)。

家では絶対に作れない「レストランの味」を家に居ながら味わえる、幸せな時間を過ごさせて頂いています。
飲食店が苦境にあるなか「幸せ」だなんて不謹慎って思われるかもしれませんが、美味しく食べることで少しでも力になれれば、と夫婦ふたりでムシャムシャ全力で食べてます。
この際太っても良い。

ごはんが美味しいので、お酒選びにも自然と熱が入り、ワインについて考える時間も増えました。

ここ数日で一番の感動は、自由が丘mondoのイタリアン×ハンガリーの白(オレンジ)ワイン。
自宅のワインセラーを眺めていて、mondoの料理に合いそうだなーとピン!ときたワインがどんぴしゃり。

Attila Pince Leányka、ハンガリーワインを扱う片木さんから購入したワインです。

特に「ホロホロ鶏モモ肉とぬか漬け筍の鮎の熟酢クリーム煮」とは、こっくりしたソースと滋味深いワインが神がかり的に合い、「お店でペアリングしてもらったみたい!」と大興奮。数日ゆっくり楽しめそうなワインだったけど、瞬間で無くなってしまいました。

あとは映画を見たり読書の時間も増えました。
積ん読になってる本も読みたいし、勉強もしたい。

……ああでもやっぱり、踊りたいなあ。

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