マダムにはほど遠い

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タンゴの女神アレハンドラ・マンティニャン のワークショップにて。一緒に指導にしてくれたアルゼンチン男性から、「マドモアゼル」と呼ばれたことが、地味に気になっていたりする。

マドモワゼル?
「お嬢さん」ってこと、だよね。

「マドモアゼル」って、未婚の女性とか若い女性に使う呼称のイメージだったから、ちょっとびっくりしてしまった。

ついこの前まで20代のぴちぴちだと思っていたのに、気づけば「アラサー」もぎりぎりなお年頃になっていて驚くしかない。

歳を聞かれて答えた時の反応が、以前とは違うことに、「ああ、私もいい年齢になってきたんだなあ」としみじみすることが多くなった。
「……でも、若く見えるよね!」とかフォロー入れなくていいのに。

歳をとること自体は、いいの。
美しく歳を重ねている魅力的な女性がまわりにはいるから。

でも、いい年なのに「未熟」だと思われたり、子ども扱いされるのは嫌。

マドモアゼルじゃなくて、マダムの品格を持ちたい。

 

 

34歳になりました。

 

*追記*

後日、この記事を読んだお友達から、

「マドモアゼルと呼ばれるのは当たり前、マダムというには100%結婚してると分からなければ使わないから。あと、今のフランス語のイメージとして30代はみんなマドモアゼルかな(マダムは中年扱い)」

とメッセージをもらった。

そっか……「子ども扱いされた!」と思ってたけど、ふつうのことだったのね。 背伸びをするあまり、ちょっと被害妄想気味になっていたのかも。

今は、マドモアゼルからマダムへの過渡期を楽しむことにしよう。

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