日本のサペラヴィの可能性、天橋立ワイナリー

食・ワイン

世界最古のワイン生産地ジョージア(旧グルジア)の主要な黒ぶどう品種といえば、サペラヴィ。サペラヴィ=「色付けのための」いう名のとおり、舌が真っ黒になるくらいタンニンが強いのが特徴です。そして、比較的若いビンテージでも独特の「枯れた」ニュアンスを感じる個性的な品種。 

日本ではまだ珍しいジョージアワインですが、実はこのサペラヴィは日本でも栽培されていて、京都の丹波ワインのほか、天橋立ワイナリーでもつくられています。
お世話になっているワインの先生から1本頂き、こりゃ、適当には開けられないなと、ワインを心から愛するひとたちと開けました。 

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あまりに未知数なので、正直期待していませんでした。が、むむっ。美味しいではないですか♡ 

サペラヴィ独特の枯れた感じがうまく樽の風味に溶け込み、2012年ながら、なんともこなれた印象。 個人的には、本家本元のばっちり濃ゆいサペラヴィより、ほどよくまろやかにJapanizedされた感じが好み。
サペラヴィ、日本でも美味しく作れるんだ!と感動しつつ252本と本数が少ないのが残念……あーん、もっと作って!

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ワインを愛する人たちとは、ダイヤモンド酒造の援農隊「Team igrek(チーム・イグレック)」のみなさま。 
そう、この日は、2015年からお手伝いに参加させていただいている畑作業のため、勝沼へ行っていました。

午前中は雨だったので、ワイナリーめぐりをしたり、猫と遊んだり(おいっ)、

倉庫でラベル貼りとキャップシールの取り付けなど。1本1本、手作業で行っていきます。

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午後は晴れたので、畑に出て、みの虫退治!ぶどうの木に潜んでいるみの虫がぶどうの芽を食い荒らさないように、みの虫退治は大事な作業のひとつ。

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ああでもこの作業、苦手……茶色い蓑に姿を隠したみの虫くん、ついついみの逃してしまう(みのだけにね)。 
いや色鮮やかだったり虫としてはっきり認識できるようであれば、虫ぎらいの私には土台無理な作業なのですがね。で見つけて蓑虫をとったら、再起不能なようにプチっとつぶして袋にいれるのですが、このつぶす作業も苦手……。この日も「この列やったの誰だっ!みの虫まだいるやんけ!」とよしおさんに怒られちゃいました。くすん。

仕事のあとはお楽しみのバーベキュー、この日はスペイン帰りのよしおさんのお土産がたくさん!

ひさしぶりに看板ワイン「ますかっとべーりーA」も頂いて、日本ワインを好きになったときの、新鮮な気持がよみがえりました。

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