あいみょんのライブ

イベントが中止延期な自粛モードのこの時期は、思い出に浸って2倍楽しむに限ります。

今年(といってもまだ3ヶ月だが)行った大型イベントの中で一番の思い出といえば……なんといっても、あいみょん(以下、みょん氏)のコンサート!

このライブがコロナ騒ぎの時期に当たらなくて本当に本当に良かった。

最初の曲「ら、のはなし」が流れて、みょん氏が姿を表したとき、この世の者とは思えなくて自然と落涙……ツチノコ見るより100万倍嬉しかった。みょん氏と同じ空間にいて息を吸っていることに感動。

もうライブ中、歌声、表情、動き、トーク、存在そのものに魅せられた。

歌声はYoutubeなどで聞くよりもずっと力強く張りがあるのに、あの独特のシンセサイザーのような、空気の混じった響く声が、なんともユニセックスな色気を醸し出してて。。。

そして画面に映る表情も豊かで、1秒たりとも見逃すまいとずっと見ていた。例の(ファンならわかる)、くしゃ顔も可愛いし、「真夏の夜の匂いがする」のときの凄みには背筋がぞくり………

(オススメのくしゃ顔は2:43〜この部分何回も見ちゃう)

「君はロックは聞かない」を泣きながら歌う姿に、もらい泣きしない人はファンじゃない。

国立代々木競技場、おそらく1万数千人のキャパだと思うけど、一方通行じゃなくお客さんとコミュニケーションを取ろうとしていたのも印象的だった。

みょん氏のトーク、初めて聞いたけど、大阪弁でよく喋る。もっとアンニュイなイメージがあったから、あんなにピュアな少年のように話す子だとは。
1曲が終わった後にいう「ありがとう」も、爽やかな高校生みたいな声で、お姉さん萌えちゃうよ。かと思ったらぞくっとするような色気を見せたり、本当に多面的な魅力のある人。可愛すぎる。天使!

でもなんといっても、一番の魅力は「音楽が好きで好きでたまらんです」というのが伝わってくること。それがキラキラした粒子になってて、瞳は澄んで輝いて、なんとも言えず眩しかったなあ。

「生きてるって楽しい」「歌うって素晴らしい」が伝わってくる。まさに人間讃歌だと思った。

私は3回泣いた。
「生きていたんだよな」は凄みがありすぎて、息をするのもやっとだった。。。多分、会場のみんなもそうだったのではないか……普通はライブとかだと、リズム取ったり手を振ったり歓声が上がったりするだろうに、アリーナのお客さんも、幽霊でもみたみたいに、呆然と立っているお客さんが多いようにみえた。

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歌はメッセージなんだ。

歌は、歌が上手い人のための特別なものじゃなくて、話す言葉の延長なんだとあらためて思う。

(長セリフから自然に歌に変わる「生きていたんだよな」を聞くと、特に思う)

トークの中で、「話すことに苦手意識があるから、自分にとって一番あっている”歌”を表現方法に選んだのだと思う」と言っていた。
(いや、十分トークうまかったけど)

ライブ全体を見てて思ったのは、みょん氏は人間が好きで、人との関係性を大切にして生きてきたんだろうなぁということ。
今の人気は、お客さんのおかげであることをちゃんとわかっていて、わかってるだけじゃなくて感謝の気持ちを伝えて、一方向のライブにならないように話しかけて一体感を作って。

で、声援でお客さんから嬉しいことを言われたら、「ありがとー。お母さんに聞かせよう!」とかいって笑うの。

きっとあったかい家に育ったんだろうな、と想像する。
愛されて育つと、愛することもできるんだろうな。

「生きていたんだよな」。最初は重くて好きじゃなかったけど、気づけば大好きになった曲。リピートしすぎて、Aメロのセリフの部分まで暗記してしまった私です。